例祭の神輿巡行について
当神社の年中祭祀の中で最重要である、例祭並びに神輿渡御につきましては、宇治の氏神である御祭神の菟道稚郎子命の御分霊が神輿に乗られ、年に一度氏子町内会の持ち回りのご奉仕にて氏子区域を巡行し、御神徳を広く発揚する祭事であります。しかし、現在も国内外で勢いを増している新型コロナウイルス感染拡大の防止と、何より御奉仕いただきます氏子の皆様の安全を第一に考慮し、本年も御旅所への神輿での渡御は取り止め、御分霊のみの渡御とさせていただきます。
神輿の巡行は取り止めとなり残念ではございますが、宇治の大神様が御旅所に渡御され、係わる神事は縮小される部分もございますが、例年と変わりなくご奉仕させていただきますので、年に一度のこの機会、是非とも御旅所にもご参拝ください。
また、幣渡祭につきましても、梵天と獅子の巡行を取り止め、御旅所での神事のみとさせていただきます。
本年は下記の日程にて各祭事を斎行いたしますので、何卒ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
記
5月 8日(日) 12時頃神幸祭(しんこうさい)(おいで) 於)神社→御旅所
御本殿での祭典後、神社より御分霊が御旅所に渡御し、約一カ月間滞在されます。
5月10日(火) 10時御扉開式(みとびらきしき) 於)御旅所
御旅所での祭典後に扉を開き、還幸祭までの間、朝夕御扉を開閉します。
6月 5日(日) 10時幣渡祭(へいとさい) 於)御旅所
御旅所にて祭典を執り行います。
6月12日(日) 10時還幸祭(かんこうさい)(おかえり) 於)御旅所→神社
御旅所での祭典後、約一カ月間滞在された御分霊が神社に還ります。